Roman Holiday (1953) / ローマの休日

ローマの休日(ローマのきゅうじつ、Roman Holiday)は、1953年製作のアメリカ映画。
王女と新聞記者との切ない1日の恋を描いている。トレビの泉や真実の口など、永遠の都・ローマの名だたる観光スポットを登場させていることでも有名である。
1953年度のアカデミー賞において、主役の新人オードリー・ヘプバーンがアカデミー最優秀主演女優賞を、脚本のイアン・マクレラン・ハンターが最優秀原案賞を、衣裳のイーディス・ヘッドが最優秀衣裳デザイン賞をそれぞれ受賞した。
アカデミー賞選考委員会は1993年にドルトン・トランボへ最優秀原案賞を贈呈している。

 ・ amazon prime: ローマの休日 1953

 ・ Apple : ローマの休日 (字幕/吹替) – ウィリアム・ワイラー

 ・ Hulu : Roman Holiday (1953) / ローマの休日

 ・ Youtube Cinema : Roman Holiday (1953) / ローマの休日(字幕版)

Roman Holiday (1953) / ローマの休日のあらすじ

ヨーロッパきっての古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問中であった。最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュール、疲労感と自由のない生活への不満により、ついにアンはヒステリーを起こしてしまう。
その夜、密かに城を抜けだした王女は、直前に打たれていた鎮静剤のせいで無防備にも路傍のベンチでうとうとしはじめる。そこに通りかかったのが、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーだった。見かねて介抱するうち、いつの間にか王女はジョーのアパートまでついて来てしまう。
翌朝になって彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをモノにしようと、職業を偽り、友人のカメラマンであるアーヴィングの助けを得て、どうにか王女を連れ歩くことに成功する。
アンはまず美容院で髪の毛を短くし、スペイン広場でジェラートを食べる。その後ジョーとベスパに二人乗りしてローマ市内を廻り、真実の口を訪れ、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーに参加する。その様子をアーヴィングが次々にスクープ写真を撮っていくうち、永遠の都・ローマで自由と休日を活き活きと満喫するアン王女とジョーの距離は次第に近づいていくのであった。

関連記事

  1. From Here to Eternity (1953) : 地上より永遠に

  2. The African Queen (1951) : アフリカの女王

  3. Gigi (1958) : 恋の手ほどき

  4. The King and I (1956) : 王様と私

  5. Singin’ in the Rain (1952) : 雨に唄えば

  6. Vertigo (1958) / めまい

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。