Random Harvest (1942) : 心の旅路

心の旅路(こころのたびじ、Random Harvest)は、1941年に出版されたジェームズ・ヒルトン作の小説である。1942年にマーヴィン・ルロイ監督の同名の映画となり成功を収めた。映画は幾つかの点で小説と異なっている。アカデミー賞の幾つかの部門にノミネートされている。

出演:ロナルド・コールマン、グリア・ガースン

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Random Harvest (1942) : 心の旅路のあらすじ

 第一次世界大戦の終わり頃(1917年)、フランス戦線で傷ついた英国陸軍大尉(ロナルド・コールマン)がメルベリー市の陸軍精神病院に入院する。彼は、砲撃を受けたショックで完全な記憶喪失になっていた。名前も家も分からないという状態である。在る時、散歩に出た大尉は、戦争終結で喜ぶ群衆を避けて街角の煙草屋へ入るが、そこで親切な踊り子ポーラ・リッジウェイ(グリア・ガースン)と知り合う。彼女は大尉の境遇に同情している内に、深い恋に陥る。
 二人は逃げるようにメルベリーを去り、親切な牧師の協力を得て結婚式を挙げ、人里離れたリバプール郊外の一軒家に住む。門扉がきしみ、桜の木が玄関の前にある落ち着いた家だ。すぐ傍に小川が流れている。大尉の仮の名をジョン・スミスとして届け出て、ポーラは彼を「スミシー」と愛称した。
あっという間に楽しい日々が経過し、3年目に息子が生まれ、スミシーは嬉しさに溢れていた。そこへ、リバプールの新聞社から採用通知が届き、スミシーは浮き浮きとリバプール市内へ出掛けて行く。好事魔多し、ホテルから出たスミシーは街路で車にはねられ、頭を強く打つ。親切な薬局で介抱され、スミシーは自分の名前がチャールズ・レイニアである事を思い出した。だが、今度はポーラのことを始め生活全てが消え去って、何故今自分が今リバプールにいるのか分からない。つまり、彼は記憶が戻ると共に入れ違いにフランス戦線から帰国して以来の3年間の記憶を全て忘れてしまった。ただ、ポケットにある鍵が何故か気になった。

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