エルンスト・ルビッチが製作、監督した映画で「お人好しの仙女」のマーガレット・サラヴァンが「わが家の楽園」のジェームズ・スチュアートと主演する。ニコラウス・ラスロ作の戯曲に基づいて「断崖」のサムソン・ラファエルソンが脚本を書いたラブ・コメディ。
出演:マーガレット・サラヴァン、ジェームズ・スチュアート
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The Shop Around the Corner (1940) / 街角 桃色(ピンク)の店のあらすじ
主人のマトチェック(フランク・モーガン)は35年間この商売をして、かなりの財産を蓄えたが子供がなく、家庭はさびしかった。それだけに商売は熱心で、店員も六人いる。若いクラリック(ジェームズ・スチュアート)は9年前に丁稚にきて今は一番の古顔で販売主任格であった。彼よりは年上のヴアダス、再篠あるビロヴッチ、女店員のフロラ、イローナ、丁稚のペピの五人がクラリックの下で働いている。クラリックに対する主人の信用は対したもので、晩食によばれるのも店員では彼一人である。店は夏の買い出しで忙しかった。そこへクララ(マーガレット・サラヴァン)という女が販売係りに雇って貰いたいといってきたが、六人でも多すぎるくらいなので、クラリックは独断で断った。そこへ主人が顔を出したので、彼女は今度はマトチェックに申し込む。折しも一人の女客が来たのを捕らえ、クララはクラリックが売り物にならぬと言って仕入れを断るはずになっていた煙草入れを巧みに売りつけた。クララが店員となりクラリックの胸は穏やかではなかった…。
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